河原デザインスクールの漫画・イラスト描き方講座



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表情のポイント

顔の要素は、主に『目・鼻・口・輪郭・眉』なので、 なかなか表情の出せない人は
少しずつ変化させて表情を作っていきましょう

@まず、基本となる顔を描いて、トレーシングペーパーで写し取りますが、
そのとき顔の一部分は、省いておきます(目、口などだけ描かない)

A写さなかった部分を変化させて、どのように表情が変化するのかを
自分で研究してみましょう。

※美人顔の表情の変化は難しい!

きれいな人は実物でも、キツイ表情に見え勝ちです。(黙っているだけで不機嫌に見えたり)
しかし、雰囲気を壊さないように表情を作るのは、なかなか難しいものですが、
一番のポイントといえるのは目でしょう。まず、瞳(黒目)のかげった状態で
表情を作るのは難しいですから、 基本にイメージしている目が、そういう状態なら
イメージを変えないように、瞳が円く見える目を練習してみましょう。

このとき、上がり目、下がり目、二重まぶたの入り方、まつげのつき方などの特徴を使って
同一人物の表情と分かる ように工夫します。少し大げさに目立つぐらいのほうが、
表情の変化に合わせるには必要かも知れません。