河原デザインスクールの漫画・イラスト描き方講座


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  1. ストーリーの基本(起承転結を基本)
    魅力のあるストーリー作りには説得力が必要
  2.  

    ストーリーの基本は「起承転結」にあります。 どんな人間がいて、どんなことがあって、
    どんな事件がおきて、 結末はどうなるのか。それさえ描けていれば、ストーリーとして
    成り立ちます。
    しかし、それだけでは感動は生まれません。主人公の意思や喜怒哀楽、
    何をどう考えるのかを 表現するのがストーリーを展開するうえでのポイント。
    読者を共感させる説得力がストーリーの魅力となります。

  3. 組み立て方@ 〜ストーリーを組み立て展開させてみよう〜
  4. クライマックスを盛り上げましょう
    クライマックスとはふつう、最高潮という意味で使われ、
    作品がもっとも緊迫している場面のことです。

     
  5. 組み立て方A 〜物語の構成を分解して考えてみましょう〜

想像力がストーリー作りの力になります
ストーリーはいろんな要素から成り立っています。設定、構成、登場人物、クライマックス、セリフ、
コマの調和がよく組み合ってはじめて、完成されたひとつのストーリーとなるのです。

創作のポイントは、
1.テーマ(作品をつらぬく主題)
2.プロット(構想、あらすじ、エピソード、物語の構成)
3.絵コンテ
の3つを完全なものにすること。

ここでキャラクターを設定して、コマ割りまで考えます。とくに長編を描く場合は、
これらの作業がとても大切。一般的なストーリーの流れを分解してみると、
たいていは次のような パターンのようになっています。

@ 設定や状況が先にあって、
A 伏線を途中でめぐらせておい、
B 事件がいくつかあって、後で伏線を生かして、
C クライマックスへもってくる

@は少なめのほうがすっきりしますし、AとBがたくさんあれば物語は盛り上がります。
伏線をたくさん用意することによって、読者にこれからどうなるのだろう?と思わせる効果を生みます。

Cはいくつかあるとよいでしょう。事件の後の展開はひとつではなく
いろいろな可能性が考えられます。
2、3種類ぐらいの結末を用意し、想像をふくらませてみましょう。
この想像力がストーリー作りの力を育てることになります。
ストーリーを作る上で気をつけたいことは、
テーマがエピソードに振り回されて結局何が言いたかったのかが、
分からなくなってしまうこともあります。
物語の中心となる流れがしっかりしていないと、そういう結果になります。
誰にでも納得できる
ストーリー作りと構成を心がけましょう。