人物デッサン診断をしてみて、描きにくいところはなかったでしょうか。
人体のバランスは難しいですが、実はマンガやイラストに描かれている人物というのは理想的なバランスで描かれている事が多いのです。
よく「デッサンが狂っている」といいますが、「デッサン」というより「人体のバランス」という方がイメージしやすいかもしれません。
また、実際の人間をモデルとした場合、実はゆがみがあることが多いので、スッキリと格好よく描こうという場合あまり参考にならないことがあります。
まずは人物を描く時に格好よく見えるバランスを憶え、それをもとに絵を描いていくようにすると、「人体のバランス」がとりやすくなります。
日本の人がマンガやイラストを見る場合、リアルな人間の絵を求めるというより、記号としてとらえている部分があります。
記号としての重要な役割
@ どういうものか識別できる(人間か動物かなど)
A 見わけられる(登場人物がみわけられる)
ということができた上で、個性や、かわいらしさ、かっこよさというものがあります。
いくら登場人物が記号だと割り切ったとしても、ものすごくバランスが狂っていたり、魅力に欠けるキャラクターの場合、ストーリーを読む気をおこさせないということが起こります。
マンガはストーリーの面白さが重要ですが、手にとって読もうと思わせるためには、魅力的なキャラクターが必要になります。
まずは全体のバランスを憶えてかっこいいスタイルを憶える事からはじめていきましょう。
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