クリスマス・キャロル

ディケンズ 北川悌二訳 (講談社文庫)

クリスマスの前夜、欲張りで残酷な老商人が、過去、現在、未来の三幽霊と昔の幽霊の教えによって善意と良心をとり戻す。文豪ディケンズが人生の真実について万人にきびしく問いかけた名作。


マルテの手記


リルケ 高安国世訳 (講談社文庫)

愛の意味を問い、生と死の不安のただなかを生きぬく、作家志望のデンマーク青年マルテ。緻密な詩的言語を駆使して、現代散文小説の金字塔を築いたリルケの名作。


赤と黒


スタンダール 大岡昇平・古屋健三訳 (講談社文庫)

田舎町の木挽の子ジュリアン・ソレルが、才気と野心のおもむくままに奔放に生きた愛と真実のドラマ。反抗期の社会の時代精神を簡潔的確なデッサンによって見事にとらえたフランス心理小説の傑作。


父と子


ツルゲーネフ 佐々木彰訳  (講談社文庫)

伝統的な貴族文化に強い愛着を抱きつつも、ニヒリスト、バザーロフを生み出さずにはいられなかった十九世紀後半のロシア―。その胎動をいち早く感じて形象化し、賛否両論をまきおこした傑作。


シャーロックホームズの回想


コナンドイル 鮎川信夫訳 (講談社文庫)

世紀の名探偵ホームズが世に生まれるきっかけとなった「グロリア・スコット号事件」宿敵と共に滝壺に落ち行方不明となる「最後の事件」「消えた競走馬」など傑作十一編を収録。詩人鮎川信夫の新訳第二弾。


O・ヘンリー名作集


O・ヘンリー 多田幸蔵訳 (講談社文庫)

はなやかな大都会の底に流れる哀愁と暗闇に一筋の光芒を放つ人間の真実。名作「最後の一葉」をはじめ、心暖まるユーモアとしみじみとしたペーソスをにじませて庶民の哀歓を綴る数珠作三十二編を収録。

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