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「やり抜いた事で少し自分に自信がつき」

「やり抜いた事で少し自分に自信がつき」  大西祥江

当学校に入学してから、早2年と6ヶ月を経ました。学校生活の中では、
デザインの勉強はもとより、本当にいろいろな事を学ばせて頂きました。
人間的にも、わがままいっぱいで苦労知らず、世間知らずの子供から、
少しは成長できたと思います。

思えば、河原先生には、数知れない程の教劃を頂きました。
特にその中でも 一番印象深い言葉は、
"生きることをいつくしみ、苦労を厭わぬ心をもつ"です。
先生がおっしゃられる事は、何故かその時は、なるほどそうだなあと
観念の中だけでしか分かっていないけれども、
数日、数月、数年、を経てから、自分自身その価値ある言葉を
理解出来る様な器を持つ人間に少しでも近づいてから、
この身で実感する事ばかりです。

 

先生から頂いた多くの教訓を支えにして 本当に、
今までいろいろと悩みながらも、最後までやめずにここまで
やってこれて、本望です。"最後まで頑張る"ことは、
意志の弱い私にとっては 大変な事でした。けれども、
やり抜いた事で少し自分に自信がつき、
私にとって今まで一番欠けていた、“忍耐力”が出来た様な
気がします。

 

最後に、この長い学校生活の中で私が一番実感した事は、
良い作品を作ろうと思うならば、人間を磨かなければ、
絶対に良くならない という事です。私は、まだまだ未熟な面が
たくさんあり、これから、 もっとたくさんの努力をしなければ、
良い作品というものは到底出来ないと 思いますが、
それでも、これから先 少しずつでもいいから、 人間的に
良くなる様努力し続けていきたいと思っています。
そして、又、行き詰まる事があれば、"初心"に戻って頑張ります。
本当に長い間ありがとうございました。

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