スクールでは、優秀な学生ではありませんでしたが、それでも
発見した貴重な事が有りました。 確かに26歳という年齢は、
デザイナーを志して就職するには 遅すぎるのかもしれませんが
逆に色んな事を客観的に見つめる事が出来ました。
そして、知的教養を身につける余裕があった事は 自分にとって
良かったと思います。 僕が思うに現在のデザイナー事情は、
表現領域を幅広く伸ばして、 その役割は多様化しており、
それに比例して、求められる人材も、 硬直した近視眼的、
直線的視点ではなく、 柔軟で軽やかな独自の視点力泌要とされ、
その道の専門家的性質だけでは 対応できなくなっていると考えます。
専門家として、自分の領域にとどまらずその周辺分野や、
それ以外の事についても通じていなければならず、逆に
広く雑学的知識教養をもつ者は、 どこかで特定の領域に徹底して
通じている様な専門家的性格を 常に要請されているように思います。
こう言った事は、現在の状況にかかわらず、 随分前から
常に言われてきた事かもしれませんが、
以前よりも増して こういった傾向は強まっている様に感じます。
この様な現状を前に正直言って今は、不安でいっぱいです。
果して、自分の様な者がデザイナーとして勤まるのかどうか?
いや、それどころか自分に向いているのかどうか?
今は分らない事ですが、しかし、それ以上に胸踊る様な期待感と
やる気がみなぎっているのも事実です。
これから卒業し、就職するにあたって河原デザインスクールで
学んだ デザイナーとしての基礎的な技術やプロとしての心構え等、
貴重な体験を生かして、想像以上に困難な道であると思いますが、
少しでも優秀なデザイナーとしてやっていける様、
今後とも努力し続けていきたいと思っています。
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